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65歳超雇用推進助成金(1)(65歳超継続雇用促進コース)
2022.10.10 変更(2021.02.01 変更/2018.08.06 掲載)

65歳超雇用推進助成金(65歳超継続雇用促進コース)

65歳超雇用推進助成金(65歳超継続雇用促進コース)は、労働協約又は就業規則による、65歳以上への定年の引き上げ、定年の定めの廃止、希望者全員を対象とする66歳以上までの継続雇用制度の導入又は他社による継続雇用制度の導入のいずれかの措置を実施した事業主に対して助成される制度です。

要件

助成金の対象となるには、以下のようないくつかの要件があります。

  1. 雇用保険の適用事業所であること
  2. 制度の実施
  3. 高年齢者の雇用の安定等に関する法律の遵守
  4. 60歳以上の雇用被保険者が1名以上いること
  5. 高年齢者雇用管理措置の実施 など

助成金額

助成金の額は、定年の引き上げ又は定年の廃止、継続雇用制度の導入など具体的には、制度内容と適用される労働者の人数によって、下表のとおり決まります。

制度内容定年引上げ定年の廃止
(※2)
継続雇用制度の導入
対象労働者の人数65歳66~69歳
5歳未満
66~69歳
5歳以上
70歳以上
(※1)
66~69歳70歳以上
(※3)
1~3人15万円20万円30万円30万円40万円15万円30万円
4~6人20万円25万円50万円50万円80万円25万円50万円
7~9人25万円30万円85万円85万円120万円40万円80万円
10人~30万円35万円105万円105万円160万円60万円100万円

※1 旧定年年齢が70歳未満のものに限ります。
※2 旧定年年齢が70歳未満のものに限ります。
※3 旧定年年齢及び継続雇用年齢が70歳未満のものに限ります。